【Zoho CRM】どこどこJPとの連携で訪問情報をもとにZoho CRMの見込み客や連絡先の属性情報を付加する

【Zoho CRM】どこどこJPとの連携で訪問情報をもとにZoho CRMの見込み客や連絡先の属性情報を付加する

*更新情報
 2020/04/08 どこどこJPのAPIのバージョン更新(v5→v6)に伴い、コード5行目(u= ...)を更新しました。

概要
「どこどこJP」とZoho CRMを連携させる方法です。どこどこJPにより、Webサイトの訪問情報を通じて見込み客や連絡先の属性情報を充実させることができます。
どこどこJPとは?
IPアドレスからアクセスユーザの都道府県・市区町村情報以外に組織情報や回線情報などの情報を取得できるAPIサービス



設定
Zoho CRMのワークフローの機能を使用します。訪問データの追加時にワークフローの処理を起動し、カスタム関数を用いてどこどこJPから情報を取得します。その情報をもとにCRMのデータの追加や編集が可能です。

以下は、訪問した人の企業名を取得して見込み客に更新するサンプルです。

ワークフローの設定
  • 基準にするタブ:訪問
  • 実行するタイミング:作成
  • 処理:すぐに実行する処理→カスタム関数を作成
ワークフローの設定イメージ

関数の引数
名前 : 値
  • ipadr : 「訪問」タブ→「IPアドレス」
  • leadID : 「見込み客」タブ→「見込み客のID」
引数の設定イメージ

関数の内容
//どこどこJP APIキーの設定
key1="XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX";
key2="XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX";
//どこどこJP REST APIの呼び出し
u="https://api.docodoco.jp/v6/search?key1=" + key1 + "&key2=" + key2 + "&format=json&ipadr=" + ipadr;
r = getUrl(u);
//企業名の取得
rMap=r.toMap();
orgName=rMap.get("OrgName");
if((orgName != null) && (orgName != ""))
{
//見込み客の更新
if(input.leadID != null)
{
leadUpdateR = zoho.crm.updateRecord("Leads",input.leadID.toNumber(),{ "Company" : orgName });
}
}

※「xxxxxxxxxx」の部分はどこどこJPのAPIキーで置き換えてください。

その他、どこどこJPから取得できる情報や取得するためのAPIの詳細については以下を参照してください。

参考情報



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